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動画配信サービスで楽しむ心に残るアニメ特集!

心に残るアニメたちを集めてみました。きっと今の乾いた心にしみいる何かがあると信じて。

「命」とは!?スタジオジブリ「もののけ姫」 

もののけ姫』の興行収入は193億円で、スタジオジブリ作品での興行収入ランキングは3位。

1位はもちろん『千と千尋の神隠し』で304億円だけれど、気になる2位は『ハウルの動く城』で196億円。

2位との差はわずか3億円でした。魅力の秘密はキャッチコピーの「生きろ!」でしょうか!?

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もののけ姫』が伝えるメッセージとは!?

キャッチコピーの「生きろ!」が伝えるこの作品の真のメッセージとは何でしょうか!?


もののけ姫』の舞台である「タタラ場」と「シシ神の森」の解読を通してそれを浮き彫りにしてみたいと思います。

 

「タタラ場」と「シシ神の森」は何を現すのか!?

「シシ神の森」はそのまま古代日本の神々の世界で、「タタラ場」は「エボシ」の名から分かるように古代製鉄民の集落です。


古代製鉄民は差別され、卑しい存在とされていましたので、ハンセン病患者の居場所としてタタラ場が描かれるのもそうした理由からでしょう。


つまり、「タタラ場」は一般の人間ではない、とされ排除された者たちを象徴する世界、そういう場所を指しています。

 

なので、河原に住んだり、山民として生きることを余儀なくされていたというシチュエーションになっていると思われます。

 

「人間ではない者」どうしの葛藤の物語!?

もののけ姫」は単純な「自然(神)」と「文明(人間)」との対立と共存の物語と捉えがちになりますが、実はそうではなく、「人間ではない者」どうしの葛藤の物語と言うことです。


「タタラ場」という古代の言葉を使い、その真意を暗喩した見事な作品です。

 

神々と共存する道を見つける物語!?

人間に排除され、生きるために山を切り開き、神々と対峙しなければならなかった「タタラ場」の者たちは、何とか神々と共存する道を見つけた。


「では、我々「人間」は何か共存の道を探ってきたのか?」


それを「もののけ姫」は訴えていると私には思えます。

 

「人間」の協調性の無さを問題提起!?

もののけ姫」では「シシ神の森」の神々や「タタラ場」の人々は、どちらも「いい者」です。

 

唯一の「悪者」は少しだけ登場する、「武士たち」。

 

そう一般の「人間」と言うわけです。


「人間」を徹底的に脇に追いやり、「人間」以外の者たちによる「理想的共存」と逆説的に「人間」がいかに自分たちのことしか考えてこなかったか、を考えさせる点に深く心を打たれるものがあるような気がします。

 

我々「人間」は神々と共存出来るのか!?

最後に、「もののけ姫」を観て、私達は神々と共存する方法を生活に見いだす事が出来るかどうかが実際の課題になってくると思います。

 

是非現代の様な何が起こっても不思議では無いようなこの時代に、心の拠り所を皆が見いだし、太古からの歴史を大切にし、過去・現在・そして未来へと繋ぐ一ページを、すべてと共存していく方法を見つけ出して行きたい!と思います。


こんな殺伐とした現代では、時にはそんな思いにふけってみるのも良いかもしれませんね!

 

GOOD LUCK !