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「ハウルの動く城」の謎を解く!?

宮崎監督は「ハウルの動く城」の製作では、わざとストーリーの説明をしませんでした。その為に、観る側での賛否両論渦巻く事態となりましたが、今回はその謎に迫ります。

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ハウルの動く城』の隠された謎とは!?

宮崎監督は、「(作品の)説明は全部はぶいてある」と事実言っており、また、ジャン・コクトーは、「この作品はただ感じてもらえればいい」と言っています。

 

つまり、「観る人のボギャブラリー」&「許容力」次第でいかようにも理解出来る幅を設けてある作品です。「ソフィーが実は魔法を使え、生命を吹き込むことができる」という原作の設定が映画では曖昧になっている点についてですが、「カカシのカブ」・「契約を破ったカルシファー」・「ハウル」と、映画でも原作同様、彼らを復活させる「明確な言葉(呪文)」の表現が存在します。私は一言も説明されていないというところに謎があると考えています。 

 

宮崎監督は作為的に説明を省いた!?

「ソフィーが実は魔法を使え、生命を吹き込むことができる」という原作の設定が映画では曖昧になっている点についてですが、「カカシのカブ」・「契約を破ったカルシファー」・「ハウル」と、映画でも原作同様、彼らを復活させる「明確な言葉(呪文)」の表現が存在します。

 

私は一言も説明されていないというところに謎があると考えています。 

 

原作でのソフィーの2つの特徴!?

◆原作でのソフィーの特徴1


強烈なコンプレックスで自分自身に否定的な自己暗示をかけて、自分の本来の良さを損なっている。


◆原作でのソフィーの特徴2


生命を吹き込むという魔法が使える。

 

上記の2つの特徴のうち、宮崎監督は、特徴1をそのまま残し、特徴2を曖昧にすることで、この物語は単に、魔法使いの女の子の物語と言うより、自分の問題として捉えられるようになりました。


これにより、状況を変えるのは周囲のせいや能力のせいではなく、自分自身の意志を持つことが大事だと言うことを暗喩したと思われます。

 

千と千尋の神隠し」から引き継がれたテーマ!?

前作の「千と千尋の神隠し」でのシーンで、千は、湯婆婆の前で何度断られても「仕事をください」といい続けます。

 

これについて宮崎監督の言葉はこうです。


「世の中の本質は、今も少しも変わっていない。言葉は意志であり、自分であり、力なのだということを、この映画は説得力を持って訴えるつもりである。」と。


つまり、全ては本人の気持ち次第で、どんな言葉をどんな思いで話すかにかかっていると言う事だと思う。

 

「自分の気持ち次第で自分は変われる」!?

ここまで来ると「千と千尋の神隠し」のテーマが見えて来るような気がします。


自分の気持ち次第で自分は変われるのだということを一貫して訴えている物語!として捉えられないだろうか!?

 

論理的に観ると『?』。論理的ではない感覚が大事!?

ここに最大の謎である宮崎監督のトリックが隠されているように思える。

 

論理的に物語を理解して欲しいのではないという強烈なメッセージと、ただ子供の様な気持で観ると見えて来る、「人は気持ちしだいでいくらでも変われる!」というメッセージを理解して欲しいのではないでしょうか。

 

GOOD LUCK !